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人事が知らないと危険|Instagram採用で必ず守るべきInstagramポリシーと注意点10選

目次


【まえがき】

採用活動において、Instagramを活用する企業は年々増えています。

社員の日常、職場の雰囲気、リール動画による発信は、求職者との距離を一気に縮める一方で、非常にリスクの高い発信手段でもあります。

なぜならInstagramは、「雰囲気」「ノリ」「切り取り」が強調されやすいプラットフォームだからです。


人事としては良かれと思って出した投稿が、

・誤解を生む

・属性差別と受け取られる

・炎上・通報・表示制限につながる

こうした事態になるケースも、決して珍しくありません。


Instagramでの採用発信に必要なのは、センスよりも“ルール理解”です。


Instagramは「自由なSNS」ではない

Instagramは一見、自由に投稿できるSNSに見えます。

しかし実際には、Meta(旧Facebook)が定めるコミュニティ規定・広告ポリシー・安全基準によって、投稿内容は厳しく評価されています。


特に採用・人事アカウントは、

・人を扱う

・働き方や価値観を語る

・将来に影響する判断材料になる

という点で、一般的な企業アカウントよりも慎重さが求められます。


人事が気をつけるべき

Instagramポリシーから考える人事が気をつけるべき事10選

① 実態以上に良く見せる誇張をしていないか

公式ポリシーとの関連

Instagramの利用規約では、虚偽・不正確な情報の提供や誤解を招く投稿は禁止されています。他人へのなりすましや不正確な情報の提供禁止、誤解を招く、または詐欺的な行為は禁止されています。

人事がやってしまうマチガイ

  • 「誰でも活躍できます」

  • 「働きやすさ抜群の会社です」

  • 「離職率が低いです(理由・期間なし)」

  • 善意で「安心してほしい」と思って書いているケースがほとんどです。


こうやるといい例

  • 「この仕事は◯◯な場面が多く、△△な考え方の方が活躍しやすいです」

  • 「繁忙期は忙しいですが、◯◯の工夫で負担を減らしています」

  • 「直近3年間の平均離職率は◯%です」


② 一部の事実だけを切り取っていないか

公式ポリシーとの関連

Instagramは誤情報に関する制限を設け、誤解を招く可能性のあるコンテンツは表示が制限されることがあります。

人事がやってしまうマチガイ

  • 飲み会・イベント・笑顔の写真だけを投稿

  • 仕事の大変さや前提条件に一切触れない


こうやるといい例

  • 「楽しいイベントもありますが、普段は◯◯な仕事が中心です」

  • 「この雰囲気が生まれる理由は、◯◯な働き方をしているからです」


③ 人や属性を断定していないか

公式ポリシーとの関連

Instagramのコミュニティガイドラインは、差別的・ヘイトスピーチなどの攻撃的表現を禁止しています。

人事がやってしまうマチガイ

  • 「若手が活躍しています」

  • 「体育会系な人向けの職場です」

  • 「女性が働きやすい会社です(理由なし)」


こうやるといい例

  • 「スピード感のある環境で、主体的に動く場面が多いです」

  • 「体力を使う業務も含まれます」

  • 「育休復帰後の時短勤務制度があります」


④ 誰かを下げる表現になっていないか

公式ポリシーとの関連

Instagramは嫌がらせ・いじめ・差別的表現を禁止しています。

人事がやってしまうマチガイ

  • 「前職が合わなかった人でも大丈夫」

  • 「社会人として甘い人は向いていません」

  • 内輪ノリで誰かをいじる動画


こうやるといい例

  • 「この仕事では◯◯な姿勢が求められます」

  • 「こういう考え方があると、より働きやすいです」


⑤ 他社と同じような投稿になっていないか

公式ポリシーとの関連

Instagram公式ヘルプでは「安全で健全なコミュニティの実現」を目標としており、コミュニティガイドラインはユーザー同士の健全さを守ることに重点があります。

人事がやってしまうマチガイ

  • 「アットホームな職場です」

  • 「風通しがいい会社です」

  • どの会社でも見たことがある投稿


こうやるといい例

  • 「月1回、部署を超えて◯◯を話す場があります」

  • 「社長にSlackで直接相談できる文化があります」


⑥ 雰囲気や感想だけで終わっていないか

公式ポリシーとの関連

Instagramはプラットフォームの信頼性を維持するため、「誤解や混乱を招く投稿」への制限を行っています。

人事がやってしまうマチガイ

  • 「楽しいです!」

  • 「仲がいいです!」

  • 感情だけで情報がない


こうやるといい例

  • 「楽しいと感じる理由は、◯◯な裁量があるからです」

  • 「仲がいいからこそ、◯◯なフィードバックができます」


⑦ リール動画が“ノリ優先”になっていないか

公式ポリシーとの関連

Instagramは「多様なユーザーに安全で適切なコンテンツ」を提供することを目的とするコミュニティガイドラインを掲げています。

人事がやってしまうマチガイ

  • 流行音源に乗せただけの動画

  • 何の仕事か分からないリール


こうやるといい例

  • 冒頭で「今日は◯◯の仕事について話します」

  • テンポは軽く、中身は明確に


⑧ 外部誘導が目的になっていないか

公式ポリシーとの関連

Instagramのガイドライン自体は外部リンク誘導を即禁止していませんが、コンテンツの本質的価値とのバランスでアルゴリズム評価が変わる傾向があります。そして不適切な「スパム・詐欺行為」とみなされる行為は禁止されます(例:スパム誘導)。

人事がやってしまうマチガイ

  • 「詳しくは説明会で」

  • 「HPを見てください」で終わる投稿


こうやるといい例

  • 「概要はこの投稿で説明します」

  • 「さらに詳しく知りたい方は説明会もあります」


⑨ 初見の求職者視点が抜けていないか

公式ポリシーとの関連

Instagram は安全で多様性ある空間を守るためのコミュニティガイドラインを掲げています。

人事がやってしまうマチガイ

  • 社内用語・略語を多用

  • 前提知識ありきの説明


こうやるといい例

  • 「◯◯とは、簡単に言うと△△のことです」

  • 「初めて知る方にも分かるように説明します」


⑩ 集めるための投稿になっていないか

公式ポリシーとの関連

Instagramは「スパム行為や不誠実な誘導的行為」を禁止しています。

人事がやってしまうマチガイ

  • 応募数を増やすために無難な表現だけ並べる

  • 大変な点を一切書かない


こうやるといい例

  • 「正直、大変な点もあります」

  • 「それでもこの仕事を選ぶ人は、◯◯を大切にしています」


まとめ

Instagram採用は「魅せる」より「誤解させない」

Instagramでの採用発信は、うまく使えば企業の魅力を自然に伝えられます。

一方で、「誤解を生む」「炎上する」「信頼を失う」などのリスクも常に隣り合わせです。

だからこそ人事に求められるのは、センスや流行ではなく、誠実な情報設計です。

Instagramポリシーを理解し、それに沿った投稿を行うことは、結果的に「応募数」ではなく「採用の質」を高めることにつながります。

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