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2店舗以上運営しているエステサロン

エステサロンのブランディング

2店舗以上運営しているところは

どうしても組織力が重要になります。

​そこで、どうしたらよりよい組織力を鍛えられるのかをご紹介します

企業哲学を構築する

成長する企業は、その中心に「社員・従業員」の力があります。

エステサロンを2店舗以上経営されていると、その力に圧倒されると思います。

経営者の力で、そこまでやってきたように感じますが

実は、「社員・従業員」の力があってこその成長です。

ある企業は、1日にして倒産までいったサロンがありました。

それは、1日で一気に従業員がやめてしまったサロンです。

反対に、どんどん成長を続けているサロンがあります。

その中心には、「従業員」がいます。2店舗以上経営をされていて、エステサロンや美容院のように俗人的な経営が必須のところは、なおさら、「社員・従業員」の力を認めざる負えないと思います。

美容サロン

ただ、そんな中でも

最終的に責任を取るのは、経営者です。

だからこそ、「社員・従業員」の力任せに経営を行っていても、それはいつしか自分の思い描いたものではなくなってしまい、最終的にはお金を集めるだけの経営者になっていきます。

どうでしょうか?

自分の思い描いたサロン作りができずに、

責任は自分が追って、最終的に何してもうまくいかない…

​そんなサロン作りは嫌だと思います。

そこで大切になってくるのが「企業哲学」と呼ばれる会社内の考え方です。

そして、この企業哲学を企業理念と共に、社員・従業員に浸透させていくことがとっても大切になります。

多くの企業では、理念や行動指針などはありますが、壁紙になってしまっていることがあります。従業員と読むだけでは共有したことになりません。行動ベースで理念の浸透が必要になります。

 

そんな理念のとは一体どういうものでしょか?

 

木に例えるとわかりやすいです。木の成長は、種を植え(会社設立)、そして木の根(企業哲学・経営者の哲学)が大地(社会)に広がります。そして、大きく育っていきます。良い根(哲学)が大地に広がれば、幹も大きくなっていきます。そしてより良い果実(商品・サービス)を作ることができます。

哲学と企業理念のツリー

良い果実を作るためにしっかりと根を張り、栄養(企業理念・経営理念・行動指針)を枝(従業員)に届け続け、立派な枝を育てることで、美味しい唯一無二の果実(自社の商品やサービス)を消費者、顧客に届けることが出来るのです。

 

これが最終的に企業の価値となり、売り上げや利益につながるのです。

 

しっかり企業哲学が染み渡った企業理念を掲げることが大切になります。

ただ単に、企業の目的が盛り込んだだけの理念だとどうしても、哲学が浸透できずに同じ考えを持った社員・従業員を育てることができず、いつの間にか経営が難しくなっていることもあります。

だからこそ、企業理念を再度ブラシュアップしてみてください。

2店舗以上のエステサロンや美容院を経営しているなら、なおさらここをしっかり考えてみてください。​

企業哲学

企業理念の作り方

世の中には、「理念なんかいらない!むしろ仕組みの方が大切なんだ!」

「とにかく売上さえ上がれば理念なんかいらない!」など言われる経営者も多くいらっしゃいます。

V-PRODUCEでも、そういったエステサロンオーナーとお話をさせていただくことも多々あります。

でも、最終的には「わかった!私も理念作ってみる!」と言っていただきます。

​このセクションでは、どうしたらよい企業理念を作れるのかを解説していきます!

企業理念を作る!

企業理念を構成するのは、企業哲学と企業の目的です。これら二つを明確にしていくことが大切です。これら2つ見ていきましょう。

理念の構成

​企業哲学を明確にする

企業哲学とは、従業員がAかBかの道に迷った時の判断基準になります。企業哲学を考える上で大切になってくるのが、何かの文化や経営手法などと混同せず、利益追及や目先の事情のためにこの哲学をまげてはいけないということです。

つまり、経営者自身が、何かに迷ったり選択をしなければいけない時に、どうしたらいいのかを考える基準です。

京セラの稲盛和夫さんは、「利他の精神」という哲学を基に、アメーバ経営を行っていました。

美容業界では、どうしても外部的要素と呼ばれる、物価高や円安により消費の冷え込みやブームなどによって左右されやすいと言われている分野ですが、この哲学を固めるだけも変わります。

 

例:

  • 京セラの創業者、稲盛和夫:利他の心

  • ウォルマートの創業者、サム・ウォルトン:顧客を他の何よりも優先させる

  • P&Gのジェームズ・ギャンブル:製品の質を大切にし、誠実に事業を進める

  • HPの元CEOジョン・ヤング:人にしてもらいと思うことを、人にしなさい

あなたの企業哲学を考えましょう。

​目的を明確にする

企業理念・経営理念・バリューを作ろう!

企業哲学と目的が明確になったら、企業理念・経営理念・バリュー・ビジョンなどを作っていきましょう!

 

先ほどから出ている図の解説です。従業員がモチベーションが上がらない、何をやったらいいのかわからないという事が起きるのは、この流れを見せてあげれていないからです。従業員は、売上目標から、個々の目標を考え、従業員の行動計画を考えますが、それだと「何のためにやっているのか」がわからなくなり、結果として行動できず、計画倒れしてしまいます。

 

目的や目指すべき姿(企業ビジョン)をしっかり伝え、「これを叶えるために年間売上目標はこれで、事業目標はこれで」と伝え、そこから個々の目標・行動計画を考えていくと行動しやすくなります。また、上司も部下の行動計画に足りない要素の指摘も目的意識を基に伝えることで、部下も納得していきます。

 

理念の構成
  • 企業理念:

企業理念とは、会社が最も大切にする会社の基本的な考え。企業理念は、従業員や顧客に直接的又は間接的に伝えるべき理念。差別化の中心。

  • 経営理念:

経営理念とは、経営を行う上で大切になる考え。経営理念が明確であれば、経営戦略・ブランド戦略を明確に創ることができ、企業の課題も明確にすることができます。

  • 企業ミッション:

企業の使命。株主・従業員・顧客・御社に関わる人に対して果たすべき使命。

  • 企業ビジョン:

企業が目指すべき姿。企業理念の視覚的イメージ。

​これらの内容を参考に作ってみたください!

企業の目的とは、企業にとって売上を超えた、手が届きそうで届かない、企業が永遠に追い求めるものです。もう少し簡単に言うと、企業は企業に関わる人に対してどうしたいかということです。

 

ここでよくやりがちな間違った目的についてお伝えします。このやり方をやると、目的が目標になってしまいます。例えば、V-PRODUCEの例でお伝えします。V-PRODUCEの目的は「人の価値を創る」というものです。ただ、これを下記のようにしてしまうと、それは目指すべき姿(大きな目標)になってしまいます。

 

『ブランディングを通して、人の価値を創る。』

 

これ一見するとよい目的のように思いますが、実は、『ブランディングを通して』のやり方・手段と『人の価値を創る』の目的が混合しているものになります。やり方・手段は、時代と共に変化していきます。そのやり方・手段を入れてしまうと、永遠に追い求めることができず、時代と共に目的を変更して、理念を一変させることになります。

例:

  • ディズニー社の目的:人々を幸せにする

  • ソニー社の目的:日本の文化向上のため

  • モトローラ社の目的:質の高い製品とサービスを適正な価格で提供することによって、地域社会に貢献する名誉ある役割を担う

​あなたの企業の目的を考えましょう。

企業理念

理念を基に目標を作る

企業理念ができたら、それを基に目標設定を行い

そして、目標達成ができる環境を作っていくことが大切になります。

まずは、目標設定方法について解説します!​

企業の目標をつくる

理念の構成

まず、大切になってくるのが企業の年間目標を作っていくことです。

この企業目標を作るときに大切になってくるのが、なるべく13文字以内で覚えやすいものを掲げることです。

よくありがちな目標としてあるのが

「年間売上2億を超え、会員数も1万人を超え、来期に新店を作る!」と考えることです。

目標が何個もあって、なかなか覚えずらいです。

なぜ13文字以内かというと、人が覚えやすい文字数だからです。

企業目標は、社員・従業員、誰が見ても覚えやすいものがベストです。

例えば、「○○(地域名)でNo.1のサロンになる(13文字)」「来期上場する(6文字)」「来期○○に新店舗を作る(12文字)」「今期は成長戦略1.3倍をやり抜く(14文字)」などです。

​けして、13文字以内に入れないとダメと言うわけではなく、13文字くらいが望ましいと思ってください。

もちろんこれらの目標は、企業ビジョンに基づいて作っていくことが望ましいです。​

​次は、年間売上目標をせっていしていきます。

企業目標の作り方

年間売上目標作り

年間売上目標を設定しよう!

年間売上目標を作るときに大切になってくるのが決算書です。

企業の売上と販管費、また次なる一手を行うための資産が載っています。

ここでは、読み方とかをお伝えするのではなく、年間目標を立てる時にそういった数字も参考にするだけでより具体的な目標を立てることができます。

よく企業で来期の年間売上目標を掲げる時に

「来期は今期の倍やり抜こう!」って決める人がいますが、まずそれを行う資産があるのか考える必要もありますし、お客様との関係などいろいろと考えなければいけないことがあります。

​一つ一つ手順を見ていきましょう!

​事業戦略から逆算する

年間売上目標は、前年度対比で考えてどのようにすればいいのか?

まずは、成長と拡大の違いについてお伝えします。

成長と拡大の違いは、「社員・従業員」の力を見ているかどうかです。

どういうことかというと

例えば、来期は今期売上の2倍の売上にしようと考えた時に、従業員のスキルや経験、企業の環境からそれが可能なのかを考えることが、成長と拡大の違いです。

資本力があれば、拡大は簡単です。ただ、それを成長戦略ととらえると、負債だけ多くなって、挙句の果てに借金で首が回らなくなるなんて状態になります。​

大事なのは、「成長」です。

成長を考えるうえで「ヒト・モノ・カネ」の経営基本で考えることがとっても大切です。

​一つずつ見ていきましょう。

  • ヒトから考える年間売上目標

ヒトとして考えられるのが、「従業員」です。

​まず、従業員に関しては、成長戦略を考えるのであれば、キャリアアップ制度を創れているかは重要になります。

キャリアアップ制度の作り方 (1).png

キャリアアップ制度を基に、この一年間で従業員たちはどのようなキャリアアップを行い

そして、それが自社の売上と直結していくのかを考える必要があります。

そこから、年間の売上目標を掲げることができます。

  • モノから考える年間売上目標

これは、サービスから考える年間目標になります。

サービスとは、御社の製品です。その製品には、生き物とにた「製品ライフサイクル」というのがあります。それを基に、現在はどの位置にいて、どうなのかを考え、年間売上目標を出すことも可能です。

製品のライフサイクルとは、製品が市場に投入されてから、寿命を終え衰退するまでのサイクルを体系づけたものです。製品の売上と利益の変遷を、「導入期」「成長期」「成熟期」「衰退期」の4つに分類し、それぞれの段階における戦略の示唆を与えてくれます。

製品ライフサイクル.png
  • 金から考える年間売上目標

最後は、金から考える年間売上目標になりますが、これは前年度にどのくらいのことに投資して、その回収がどのくらいになるのかの見込みを考えていきます。

エステサロンの投資とは?

  1. 新店舗

  2. 新メニュー開発

  3. ブランディング

​があげられます。それらの成果がどのくらいになるのかを予測して、考えることが重要になります。

年間売上目標

目標達成のための組織作り

組織とは何か?

企業を取り巻く環境は常に変化します。例えば、コロナ対策の一環として外出自粛になり、それに伴い対策を強いられたり、地域に競合のお店が出来たり、政治的な要素によって、運営ができなくなったりします。

企業を取り巻く環境

  • 天災:地震、台風、噴火などによって運営ができなくなる。

  • 政治的要素:コロナの影響によって、限定業種の休業要請など。

  • 市場:競合の参入、新技術の開発、市場の需要の変化など

  • その他:少子高齢化、人口動態による変化、アジアの富裕層の激増

 

一軒家をこれから建てることを想像してください。その一軒家が、震度4弱で崩れるような欠陥住宅だと知ったら不安になります。反対に震度7でも無傷な一軒家であれば、安心して生活ができます。

 

組織も同じです。丈夫な組織を作っていくことで、どんなことが起きても崩れることはないです。反対に、組織を作っていくことに意識がいかず、震度4弱で経営が傾いたりしたら不安です。そこで働く社員は、不安に感じて、より丈夫なお家を探していきます。

 

丈夫な組織を作っていくことが、働く社員の心理的安全欲求に作用して、率先して働いてくれるようになります。最近は、Googleなど大手IT企業の真似をして、多くの企業が福利厚生に力を入れて、社員の働きやすい環境作りをしていますが、最も大切なのは、安心できるお家を作っていくことです。どんな環境であれ、成長していく企業であることが大事です。

組織とは.png
組織とは

組織力を高める4つの要素

餃子の王将の先代社長が、「企業を拡大するのは簡単だが、企業を成長させることは難しい」とおっしゃっていました。企業を発展させるため、投資をして店舗を増やしていくことは可能です。但し、それに向けてしっかりした組織を作れていなければ、投資をしても失敗で終わってしまいます。

 

いくら良い企業理念や計画を立てても、実行する組織ができていなければ、失敗をします。企業を成長させるのが難しいのは、この組織をうまく作れないからです。

 

企業を取り巻く環境は常に変化していきます。つまり、その都度組織力を強化していくことが大切になります。

 

組織力を作るためには、4つの要素が重要になります。

  • 企業理念(企業アイデンティティ)

企業理念(企業アイデンティティ)とは、会社が最も大切にする基本的な考えです。企業理念(企業アイデンティティ)は社員や顧客に直接的又は間接的に伝えるべきその企業の考えです。この考えを土台として経営(ブランド戦略)と人事(ブランド戦術)、集客(マーケティング)を考えていくことが大事です。

  • 経営(ブランド戦略)

経営(ブランド戦略)は、組織を動かすための血液とも言うべき、お金を管理しながら、企業の発展・成長を考ていくことです。お金が枯渇すると、企業は活動を停止し、倒産します。経営(ブランド戦略)によって獲得された売上から、組織を機能させるためのさまざまな経費を管理し、財務状況を改善する施策や企業のさらなる発展・成長の施策を考え、投資を行っていきます。

  • 人事(ブランド戦術)

人事(ブランド戦術)とは、人をより生産的に働かせるための仕組みですを常に最適化していくことです。経営戦略を基に、どのように「人の生産性を上げていくのか」人事部や総務部と連動していくことが大事になります。企業が目指すべき姿を達成するために組織を采配していくことが何よりも大事です。

  • 集客(マーケティング)

集客(マーケティング)とは、企業存続に欠かせない「売上を獲得する能力」です。先ほどもお伝えした通り、時代は常に変化をしています。他社がやっている集客手法をやっていくことも大事ですが、自分の顧客の将来のニーズを想定しながら、自社独自の集客手法を考えていくことも大事です。そこで必要なのが、「組織のフラットさ」です。誰もが、意見を言えるような環境に組織を編成していくことがとても大切です。

 

これら4つの要素は組織を強化していくために必要になってきます。

これまで、何度も企業理念や行動指針を考えてきたのは、企業の土台となる部分が不安定だとその上に良い家は建てられません。まずは、土台を明確にして、その中で、ブランド戦略・ブランド戦術・集客を考えていくことが大事になります。

 

経営者の役目としては、土台を明確にして、経営(ブランド戦略)、人事(ブランド戦術)、集客(マーケティング)の軸を作っていくことが大切になります。つまり、外部的要素に傾かず、企業を発展・成長させる組織を作っていくことが大切になります。

組織力を高める

失敗する組織とは?

会社を運営していくならば、成長・発展をしていきたいと思います。先ほど組織力を上げるために4つの要素が必要だと話をしました。その中でも特に重要なのが「人事(ブランド戦術)」です。

 

より良い組織を作っていくのは、働く社員と経営者の想いです。経営者の想いが強すぎて、社員がついてこないことや働く社員がやる気がなく、ただ経営者のいうことを聞いて、お給料をもらうなどの関係性では、企業は発展・成長しません。

 

大事になってくるのが、経営者がどのようなビジョンを抱き、そのために、人材をどのように活用していくのかを考えていくことです。例えば、来年には2店舗お店を増やしたいと思った時に、その2店舗を管理できるマネージャー・店舗責任者の育成は必須になります。他にも、アフターコロナ対策として、新しい集客を取り入れたいと思った時に、誰に任せてやっていきますか?経営者が全てをやっていれば、時間がなくなり一つ一つの仕事が手薄になっていきます。

失敗する組織①:社員任せ

社員に任せっきりになってしまうとは、社員の実力だよりになってしまうことです。企業のほとんどが採用に力を入れることを考えて、実績がある人材を雇いたいと思いがちですが、これが多くの場合失敗を招いてしまいます。採用時に、すぐに使えるかどうかを見抜くのは難しいです。それは、社風に合わないかもしれませんし、入ったとたんに自分がやりたいようにやって、お客様からのクレームを作る可能性があるからです。

社員任せの経営は、多くの失敗を招きます。経営として大切なのが、組織を強化していく仕組みを創っていくことです。人に頼るのではなく、仕組みに頼るようにやっていくことが大切になります。

 

但し、経営者としては良い人材を採用したいと思います。社員を雇う時に、その人材に2つのスキルがあるかないかは企業が発展する、しないに関わっていきます。それは、「好奇心」と「学習意欲」を持っているかどうかです。企業の発展・成長のためには、社会に興味を持ち、会社と自分の自己実現のために、常に学ぶ姿勢を持っている人材が求められます。

失敗する組織②:場当たり的

キャリアアッププランを用意せず、場当たり的に、「この人はもうこのくらいの実力だから、マネージャーになってもらう」とか「店長を任せてみようかな」と決めてしまうことはその人材以上の企業の発展は望めません。

もちろん本人はやる気満々かもしれませんが、スキルが伴わず店長を任せても成果がでないだけでなく店長を任せてみて、「その器がない」「〇〇が足りない」に至ります。

大事なのは、しっかりスキルを身につけ、育成してから、キャリアアップをしていくことが大事になります。また、働く社員に対しても、キャリアアッププランがあると、何を目指し、どのようにやっていけばいいかが明確になります。

失敗する組織③:離職の理由を知らない

多くの企業で、離職した理由を考えず、自己都合と結論立ててしまう場合があります。採用するのにも費用が掛かっているのに、離職を防ぎ改善していかないのはコストの無駄です。

離職した理由は、かなり重要になります。もちろん、ご両親の都合や実家に帰るなど色々な理由がりますが、実際の本音をしっかり理解して、人事(ブランド戦術)に汎用できるかが大事になります。

失敗する組織とは

成功する組織とは?

成功する組織①:アイデアを出す

集客やホームページの作成で有名な「面白法人カヤック」と言う会社があります。「面白法人カヤック」では、全員社長という全体会議を行い、ランクを問わずに、アイデアを出せる機会を作っています。

組織作りでは、アイデアを誰もが出せる環境を作ることが大事です。部長だからアイデアを出すや課長がアイデアの良し悪しを決めるのではなく、フラットな組織として、誰もがアイデアを出し、企業の最高責任者の社長がどのアイデアが良いのかを決めていく。そうすることで、組織をより強く強化していくことができます。

成功する組織②:チーム編成

マネージャーとして、社員を管理する、上司として部下を見る時にベストな人数があります。それは、5人~6人と言われています。それ以上多いと、部下のちょっとした挙動や変化に気がつけず、気づいた時には遅く、大きな失敗を招いたということになりかねません。成功している企業は、7人体制のチームをベースに組織連携ができています。

成功する組織③:学習する組織

指示待ちの社員と率先して自ら考え行動する社員の違いは、常に学習意欲をもって考えて行動できているかどうかです。Googleは働く時間の20%を自分が学びたい研究テーマに時間を使っていいとして、組織強化に成功しています。但し、Googleのような大企業だからできると考えがちですが小さな組織のうちから取り組むこともできます。それは自社ならではのキャリアアッププランを作成して、パーソナライズされた学習・研修の仕組みを作っていくことが大切になります。

成功する組織とは
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