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水の市場のブランディングを見ていく!!

水の業界は、当たればかなりの売上を創れますが市場戦略を間違えるとまぁ~難しい!



◆シリカ水:

最近では「シリカ水」が注目されていますよね

シリカ水は、うまくインフルエンサーを使った広告でかなり売上を伸ばしています。もちろん、インフルエンサーを使ったからと言って売れるわけではなく、そのものが良くないとなかなか売れないです!

シリカ水のLPを見るだけでも、他の水と何が違っているのかが明確ですし、シリカ水は「水×健康」のブランディングがうまいです。

ただ飲むだけではなく、健康を意識して飲む。

そのために、使うインフルエンサーも意識されている。メンタリストの方や格闘家の方など...「水×健康」について記憶創りがとってもうまいです。


◆ボルビック:

最近日本の水市場から撤退したボルビック。これは、今はやりの「SDGs」を早くから取り入れていました。ユニセフと一緒に「1リッター フォー 10リッター」と言うコンセプトをもとにやってましたが、一時期は広告のおかげもあり、売上を伸ばしていました。

ボルビックは、「寄付×水」のブランディングですよね。もっと言えば、「環境を良くする×水」のブランディングですかね。私的は、「SDGs×水」のブランディングのように感じています。

日本の水市場から撤退したのは、まだ日本には、「寄付」という感覚少ないからかもしれません。一時期、ユニセフのネガティブな情報も拡散されてしまったのも原因かもしれませんが…

ただ、日本以外の他の国では売上を上げています。

その地域に合わせたブランディングが重要ですよね


ここだけの話ですが、「SDGs」は社内向けのブランディングには使えますが、対外的には難しいことがあります。

昔は、「SDGs」をやっていたところが少ないので、差別化の意味合いで使っていた企業も多かったですが、今は多くの企業が「SDGs」を使っているので、社外に向けたブランディングでは効果は少なくなっています。


話は戻します

水のブランディングの話です!


◆いろはす

いろはすの何がすごいかと言うと、「エコ×水」のブランディングです。

特に関心するのが、デザインです。

今までの水の市場は、「水色」「白」「青」が主流でした。

きっとコンビニに行けば、これらの色の水を見かけると思います。

いろはすは何色ですか?

エコカラーの「明るい黄緑色」なんです!

やっぱりこれがすごいですよね!正直、水の業界ではタブーとされていた色なんです!でもそれを全面的に使った!これは本当にすごいです

いろはすは「エコ」を全面的に置くことで、水の市場を得ていきました。

CMもそうですが、「エコ」は今の時代的に多くの人が意識しているところなので、この記憶創りは成功しています。


◆南アルプスの天然水

最後に、不動の水をご紹介します。

それは、「南アルプスの天然水」です。

これは、水市場にとって、かなりの強敵です。

どんなブランディングがされているかというと「キレイ×水」のブランディング。


あなたも、水を買う時になんだかんだ「天然水」と書かれているものを選ぶと思います

天然水は、キレイな水というイメージが付いていますよね。


テレビ番組とかの山奥のロケとかでも、天然の湧水をのんで

「美味しい!」とか「こんなにキレイなんですね!」って言っているのをみかけますよね!

これが、サブリミナル的に脳内に記憶され


山奥の天然水は、「キレイで美味しい」というイメージができます。

なので、「南アルプス」などの山奥の湧水の天然水のイメージは

とっても優位性が高くなるんです!


現に、Amazonなど売上から考えても、「南アルプスの天然水」は不動の水として君臨しています。

本当にすごいですよね!


水の市場を分析する事で、ブランド戦略が見えてきます!

また、次回このように一つの市場の話をします!!

お楽しみ~(笑)!

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